大海原へ・・・!!

ジジ

2013年05月08日 09:02

実は先月より計画をしていたことがありました。

それは・・・毎年GW中にMSMさんが来福されるのですが、昨年MSMさんがなんと船舶免許を取得し
今期のGW中に沖に出ましょう!!との嬉しいお声掛けが(゜∇゜!!)


釣り人にとって船は憧れの存在だと思いますがまさかこんな形で実現するとは思いませんでした。

以前、小さいときに父と船に乗った経験はありましたがまだ良くわかっておらず
釣果も自分はボウズだったように記憶しています。
なので本格的に海釣りをしだしてからはほぼ初めてといっていいくらい。




日程調整を済ませ、最終的に今回はMSM船長、MSM Br.、シューイチさん、ももたさん、自分と息子の
6人で出航することに。


息子はまだ小学校1年生ということで不安もありましたが完全にヤル気満々(^^;)
不意の事故に備えて自分も気をつけないといけないし息子をサポートしていかないといけないから
バタバタになりそうだ






そして出航時間となり各々、道具を積み込んでいきます。

思っていたより船内は狭く、あまり荷物は持ち込めなさそう・・・
一応ボックスとタックルを積み込んで息子を包み込む形で着座。


今にして思えば操縦席横が一番波被りも無く揺れも静かなんですよね、そんなことは全く頭に無く九頭竜川を海に向かってついに出航!!
画像はほとんどありません(´~`)というか今回は息子のサポートもあったので写真撮ってる余裕はなかったです(´ω`)ゞ


MSM船長曰く「河口付近の川と海の合流地点は荒れるのでかなり揺れる」とのこと。



はい、初っ端から洗礼を浴びてしまいました。
船が上下に揺れるたびにバッシャンバッシャン、スプ○ッシュマウンテン状態(;´д`)
息子も必死にタオルで顔を覆っていましたが全くの意味無し状態で頭から波被り(^^;)
仕舞いには「恐い恐い」と連呼する始末・・・でも自分的にはジェットコースター気分で楽しかった(´ー`)



そしてしばらくすると第一候補の備蓄裏へ到着!!

予報では0.5㍍だったのですが沖に出ると意外と高い??
小さめの船ということもあるのか結構揺れます。



MSM船長「魚探に反応ありますのでここらでやってみましょう!!」

そして皆さん一斉に攻撃態勢(`ー´)



自分は息子をなだめつつ座りながらキャストしていきます。
最初は息子も一緒に竿を振れればと思い、タックルを2つ用意してきていたのですが息子の状態と
場所の狭さから自分が振って、掛かったら息子に巻かせる作戦に変更!!

で、肝心のタックルですが船釣り用のタックルなんてものは持ち合わせが無かったのでいつものシーバスロッドに
1.2号PE,3000番台のシマノアルテグラリール。ルアーは30gのメタルジグがメイン。


かなり不安はありましたがなんとかなるものです。


ただ、思っていた以上に沖は潮の流れが速く、さすがに30gのジグでは完全に潮に流されてボトムに辿り着かず(;´д`)
それに水深30㍍とか普段耳慣れない数値にボトムに着いていないだけなのか潮に流されて永遠にボトムに着かないのかすら
判断が出来ない・・・



皆さんも船釣りは初のようで勝手がわからず最初のうちは手探り状態でしたね(´ω`)


辺りを見回すと相当な数の漁船がいます。
ざっと見ても30隻はあったでしょうか、数日前から情報が回っていましたが皆さん三里浜沖、備蓄裏沖に集結していました。


そして1時間ほど経過したでしょうか、息子もすこしずつ慣れてきたようですが、まだ冴えない顔をしています・・・
皆さんの竿にも反応がありません・・・綺麗な青空をよそに船内には少し不穏な空気が・・・(゜゜;)


そんな不穏な空気を察してかMSM船長
「一旦、テトラ沿いに行ってみましょう!!」

そして・・・

MSM船長「魚探、全く反応しませーん(;´д`)・・・このまま思い切って雄島方面向かってみます!!」



またあの波しぶきがくる!!と構えていましたが波もかなり穏やかになっていて
今回は難なく通過。漁船が群れていた海とは打って変わってこちらは漁船が2~3隻のみ。

大丈夫かなぁと不安がよぎりましたが東尋坊を越えた辺りで鳥山発見(゜゜!!)


近づいてみると沖の澄んだ濃い青の海と河口からの少し黄色掛かった海とがぶつかり合ってはっきりとした潮目が出来ていました。

MSM船長「魚探反応凄いです!!真っ赤か!!!」


一気に皆さんのテンションも上がります!!!




そしてココからがお祭り騒ぎでした。

MSM Br.さん
シューイチさん
ももたさん
が次々とフクラギを掛けていきます(゜゜)

MSM船長も「表層にいます!!」「水深20㍍来てます!!」
と潮の流れが一層速くなったこともあり舵取りまくってます!!

入れては掛け~の入れては掛け~の
段々、皆さんのクーラーボックスにフクラギさんが貯まってビチビチバンバン鳴ってます!!








ここで、不穏な空気から脱出出来ずにいた者2名。。。




そう、ジジ親子でした。







「何でお父さんだけ釣れないの?」




「何でお父さんだけ釣れないの?」





「何でお父さんだけ釣れないの?」







あぁ、息子よこんなお父さんでごめんよ(;´д`)
呪いはまだ解けていなかったようです・・・こんな状況でなぜ釣れないorz


こうなったら最終兵器、前日にFPで一応と思い購入しておいた表記上ではスペックオーバーの45gタイラバ!!
どうやらロッドに表記されている数値はあくまでフルキャストしての負荷容量のようなので
落とし込む分には問題なし!!



さらにキス釣りでもと思って持ってきていたゴカイ(結局水深が深すぎて使えませんでした)をフックに付けて
1匹でもいいから掛かれ!!と懇願。



ボトムにたどり着いたかどうかは分かりませんがとにかく今までの倍くらいカウントして落とし込みます。
そしてロッドを煽ると、重い!!魚は掛かっていませんがかなり深くまで沈んだのでしょう水圧と潮の流れで
ひと煽りするだけでもかなり力が要ります(><)




3~4回シャクッては落としてを繰り返しているとズンッ(!!゜д゜)キター!!


大きく合わせを入れた後、息子に巻かせます!


引きを楽しみたいですがここは我慢。
ロッドを持っていかれないように支えに徹します。



必死になってリールを巻きまくる息子!!


「突っ込まれたら巻きを止めないと」とハラハラドキドキするジジ(゜゜;)


なんとか表層まであがって徐々に姿を見せてきた魚は・・・・フクラギでしたぁ(*´∀`)ノシ




ガッツりとフック掛かっててそのまま抜き上げ!!
息子もご満悦の様子(^^)





どうやら30gと45gの差が決定打だったのかもしれません。

45gで深めに落としこみ3~4回煽ってまた落とし込み。このパターンがハマったようで
2~3投に1キャッチといった具合でラストスパート(`ー´)/

最終的には6匹という釣果でしたが毎釣行0~2匹程度の自分にとっては大漁の部類♪


皆さんはもちろん自分よりも大きな釣果を上げていました(^^)
そして程なくしてタイムアップ。








最後は穏やかになった海を夕日をバックに爽快に走り抜けて何事も無く無事帰還。


そして皆さんで集合写真撮って解散となりました。












今回の釣行で気が付いたこと。


①船には最小限の荷物で乗り込むこと。
②沖では想像以上に潮が早いこと。
③潮目は非常に重要であること。
④タイラバでも青物は釣れる。
⑤ルアーエウェイトは最低40g以上はほしい。
⑥丘っぱりタックルでもイケる。
⑦レンタルだと意外と安い。


特に③ですがフクラギの腹はシラス?でパンパンでした。
もしかしたらベイトが沖に出ていて青物の接岸にムラが出ているのかもしれません。


走り書きとなってしまいましたが非常に満足のいく釣行でした!!
なにより息子が楽しんでくれたのが良かった(^^)


そしてMSM船長にはこのような機会を与えていただいて感謝感謝です!!
もしまた機会があったらMSM船長も釣りが出来るようサポートできたらと思います。






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